ライフハック
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ついに確定申告やったらめちゃくちゃ簡単だった話

macbook pro on brown wooden table

難しいことはわからないが得したい part.2

youko

確定申告締め切り間近です。(2022/3/5)

ギリギリのかけこみや、腰が重い人、来年検討の方にぜひ見てもらえたらうれしいです!

ただ、ちょっと限定的な内容(ふるさと納税メイン)なので、網羅的ではないことご注意ください。

会社員×ふるさと納税や、会社員×医療費控除に相性のいい記事です。

今回、はじめてみたら簡単すぎてとても驚いたので、みんなにやってみてほしい!と思い私の体験を記事にしました。

私自身も初心者ですので、初歩的なことがメインとなりますが、

やりたいけどめんどう」と思ってる人にうってつけだと思います。

当てはまる人はぜひ駆け込み申告しましょう!

ふるさと納税と確定申告

今回、ふるさと納税の関係で確定申告をすることにしました。

なぜかというと、

  • ふるさと納税サイトで自治体の数が5か所以上になると確定申告

が必要になるからです。

わたしは昨年末の源泉徴収が届いて、駆け込みで追いふるさと納税をしたのですが、

自治体の数が5か所以上になったことに気づかず…。

ワンストップ特例制度をすでに1年の前半でいくつか終えていたのでパニックでした(笑)

よくよく調べると確定申告すれば上書きされるので、

特に手続きせず、とにかく確定申告すれば控除されるらしい

しかも最近はアプリで完結するらしい

ということで早速いろんなサービスを調べてみました。


確定申告で必要なもの

  1. マイナンバーカード
  2. e-taxの登録
  3. 源泉徴収票
  4. ふるさと納税サイトの購入履歴やそれをPDF化したもの
  5. アプリのダウンロード(今回はマネーフォワード)

マイナンバーカード

まずはマイナンバーカード発行しください。

これがないと自宅で申請はできません。

もしまだの方は来年のために圧倒的便利なのでぜひ発行してください!

お住いの役所で申請できます。

e-taxの登録

国税電子申告・納税システム に登録しておきます。

自宅から税務署に申請ができるシステムですね。

これももう圧倒的便利なので発行してください。

マイナンバーアプリのマイページからも登録ができます。

源泉徴収票

会社からもらってください。

年末になるともらえるあれです。

紙、またはWEBで確認できるようにします。

ふるさと納税サイトの購入履歴やそれをPDF化したもの

ふるさと納税サイトで発行してもらえます!

たとえば楽天なら楽天ふるさと納税のマイページのメニューから「確定申告に伴うお手続き」を開きます。

そこで「寄附金控除に関する証明書の電子交付」を申請することができるため、申請しておいてください。

これで寄付の履歴が勝手に書類になってくれます。

今まで確定申告は寄付した情報を個人で手入力だったのですが、2022年度からこの手間が省けるようになりました!!(拍手)

詳細は各サイトが専用ページを作成しているのでご確認ください。

楽天ふるさと納税確定申告が簡単・便利に

アプリのダウンロード(今回はマネーフォワード)

調べてみると、確定申告はアプリでする時代らしい!

実際に使い比較してみたのですが、初心者であれば項目が少ないマネーフォワードがおすすめです!

実は普段の家計簿にマネーフォワードを使用しているのですが、自動で連携してくれるのもポイントです。

有名どころで言うとfreeeなどもありますので、ぜひインストールして使用しやすいほうを利用ください。


実際に申告してみる

  1. 事業所登録
  2. 申告書の作成
  3. 提出

すべて用意ができたら、メインで利用するのはスマホのアプリ(今回はマネーフォワード)です!

実際のアプリのスクショと一緒にご説明します。

まずはユーザー登録をして、1.事業所登録を行います。

青色・白色申告はひとまずどちらか選べばOKです。

確定申告には青色申告と白色申告があり、青色申告をするには「開業届」と「青色申告承認申請書」を税務署に提出しておく必要があります。この届出を事前にしていない場合、自動的に白色申告となります。

【2022年(令和3年分)】白色申告とは?白色申告のメリット・デメリット、申告方法について解説

次に、2.申告書の作成を行います。

「給与」と「寄付金控除」の項目をチェックします。

チェックすると必要な項目がタップできます。

給与は源泉徴収を見ながら必要な個所だけ手入力していきます。

丁寧に源泉徴収票のどこを見て入力すればよいか教えてくれますのでそのまま入力しましょう。

記載がなければ記入しなくて大丈夫です。

ちなみにyoukoは3か所の入力のみでした。(笑)

入力が完了したら画面をもどり、寄付金控除がタップできるので、次の画面でふるさと納税サイトが発行してくれた書類を添付します。

還付金額を確認し「提出に関する設定」で「スマホで電子申告」を選び3.提出します。

終わりです。

そう、こんなにカンタン!

書類はすべてPDF化してくれますので、なくさないようGoogleドライブなどに入れておきましょう。

あとは待っていればe-taxからメールで進捗状況をお知らせしてくれます。

もし間違いがあれば指摘してもらえるため、都度対応します。

確定申告ってなに?

はじめるまではよくわかってなかった確定申告ですが、

今回利用してわかったのは、「所得税」に関する申請だということです。

所得は会社員で言うと1年間の給与なわけで、通常この給与にまるまる税金がかかっています。

ただ、今回はふるさと納税でお金を支払ってます。

そうすると所得の考え方が変わるので、過払い金が生まれるため、申告して還付してもらうという流れです。

だから期日が決まっていて、1年ごとに申請をしてるんですね!

そして、ふるさと納税の控除対象は住民税です。

そう、ややこしいのですが住民税はまた別の話です

ふるさと納税が控除される「住民税」とは直接関係ないのです。

  • 所得税=国に払う
  • 住民税=住んでいる市町村に払う

と分けるとわかりやすいでしょうか。

なので、還付金額=ふるさと納税の金額ではないことにご注意ください

確定申告の還付金は圧倒的に少なくなってるはずです。

ちなみにふるさと納税の住民税控除の確認方法ですが、

毎年6月ごろ住民税の決定通知書が会社からもらった際、そこで初めて正しい控除金額が確認できます。

(自治体が控除の手続きしてくれてます)

念のため、以上を理解した上で各確定申告サービスでも流れをしっかり確認しましょう。

さいごに

手探りでしたが今回申請し、無事還付されました!

以前までは紙で申請してた確定申告ですが、ネットでも見てみるとたしかにややこしい…。

こんなに手軽にできるようになって、ハードルがとても下がったように感じます。

そして次から自治体数考えたり、切手でワンストップ特例返送したりしなくていいのはとても気持ちが楽になりました!

昨年分の確定申告締め切りは3月15日までですので、これを機にぜひ試してみてください。

お得な制度を活用して、毎日の生活を少しだけよくしていきましょう~!